スタッフブログBLOG

歯が抜けた後放置すると…

2024.08.09

こんにちは😃
歯科衛生士の尾崎です✨

暑すぎるので、早く秋にならないか待ち遠しい日々です🫠

前回は歯を失う原因についてお伝えしましたが、歯を失ったあと放置するとどうなってしまうかご存知でしょうか?

1本くらいならまだいいんじゃないかな?と思いがちですが、その1本を放置することで色々な悪影響が出てきてしまいます🥲

今回は放置することで、どんな事が起こるのかお伝えしていきます💪

◯歯並びが悪くなる◯

抜けた歯と噛み合っていた歯が、抜けた歯の方に伸びてきます。
また、抜けた歯の横の歯は抜けた歯の方向へ傾いていきます。

◯むし歯・歯周病になりやすい◯

歯並びが悪くなると歯磨きがしづらい状況になるので、むし歯や歯周病のリスクが高まります。

◯咬む力が低下する◯

歯の位置が抜けた歯の方向へずれていくことによって、歯並びだけではなく咬み合わせが悪くなります。
他の歯や顎関節に負担がかかったり、食事もうまく咬めないことがあります。

◯見た目も変化する◯

特に前歯だと見た目が気になったり、抜けたところの周りの歯ぐきが下がってくることもあります。

◯発音がしづらくなる◯

歯が抜けてスペースができた分、話すときに空気がもれるため、サ行やハ行の発音がしづらくなります。

◯認知症のリスクが高まる◯

咬む時に伝わる脳への刺激が少なくなることで、認知症になるリスクが高まってしまいます。

◯胃腸に負担がかかる◯

うまく咬めないことで、食事がしづらくなり胃腸に負担がかかることもあります。

◯糖尿病・高血圧のリスクが高まる◯

咬めなくなると食べる事ができる物が限られていくことがあり、栄養が偏ってしまうことがあります。

◯治療が長期化する◯

抜けた歯を補う治療をする際、歯が斜めになっていると、歯を平行にするため形を整える治療が必要になります。

また抜けた歯と噛み合っていた歯が抜けた方向へ伸びている状態だと、咬み合わせを治すために歯を削る必要があります。
大きく削らなくてはならない場合、歯の神経をとる治療が必要になる可能性があります。

        ↓

むし歯や歯周病にならずに済むのが1番良いのですが、もし歯を抜いたあとでも、抜いた部分を補う治療をしていくことで、歯並びや咬み合わせが悪くならずに済みます🙌

気になることがありましたら、ぜひご相談ください!