なぜむし歯になるの?🥲
2024.09.12
こんにちは😃
歯科衛生士の尾崎です!
9月に入ってからも暑い日が続いていますね☀
歯科医院でむし歯があると言われたとき、歯ブラシ頑張っているのになんでむし歯になるんだろう・甘いもの食べすぎたかなぁなど、色々考えてしまうことがあるかなと思います🤔
今回はなぜむし歯ができてしまうのかをお伝えしていきたいと思います😊
◯むし歯の原因◯
・プラーク(歯垢)の量が多い
プラークに潜む細菌が作り出す酸によって、歯の成分のカルシウムやリン酸が溶け出してしまいます。(脱灰)
むし歯菌の数が多いほど、むし歯になりやすく進行も早くなります。
・偏った食生活
むし歯菌は糖分を栄養源にするため、砂糖が多く含まれている食品を摂取すると細菌の働きが活発になります。
少量であっても、アメをよく舐めたり、甘い飲み物を時間をかけてちびちび飲んでいたりすると、お口の中の酸性状態が続き、脱灰が進行してしまいます。
・唾液の量が少ない、歯の質が弱い
唾液にはむし歯予防に役立つ効果がたくさんあります。
歯についた食べかすや細菌を洗い流したり、食事後に酸性に偏ったお口の中を中性にもどしてくれます(緩衝能)。
また脱灰して失われたカルシウムやリンを補い、再石灰化させることでむし歯を防ぐことができます。
ストレスや喫煙、アルコールの摂取、薬の副作用などで唾液の量が少なくなることがあります。
◯むし歯の予防法◯
・毎日の歯磨きをしっかり行う
虫歯菌の数を減らすためには、歯磨きでプラークを取り除くことが大事です。
歯ブラシだけではなく、歯間ブラシやデンタルフロスを使用することで、歯ブラシでは届かないところを清掃することができます。
歯磨き粉もフッ素入りのものを使用すると、歯の質が丈夫になりむし歯予防に効果的です。
特に就寝時はお口の中が乾燥し、細菌が活動しやすくなる時間なので、寝る前の歯磨きをしっかり行うことも大事です。
・食生活に気をつける
間食するときは時間をかけてダラダラ食べないように、時間を決めて間食をするようにしましょう。
唾液の量を増やすためには、食事をするときはよく噛んで、できればかみごたえがある硬いものを食べると効果的です。
食事中や食後にこまめに水分補給をすると、お口の中が酸性になる時間を減らすこともできます。
・定期検診を受ける
自分ではなかなか気づきにくいプラークが多く溜まってしまっている場所などを見つけることができるので、ケアの方法を確認することができます。
また初期のむし歯や歯周病を早期発見できたり、クリーニングをすることでむし歯や歯周病になるリスクを下げることもできます。
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気になることなどありましたら、ぜひご相談してください☺️
次回はむし歯の進み方や症状についてご紹介していきます🙌